のぼり ぱちんこ

のぼり ぱちんこ

「で、お侍さんは、何をしてるんよ」タガグロに見つめられて、赤くなったナンマルは「いや……拙者決して……遊びに逃げているわけでは………」ブツブツと呟いて、独りで弁解しだしたので、業を煮やしたタガグロが「男ならはっきりしてや!!ここで何してるんかって聞いてるんよ」ナンマルは涙目で、座り込んで俯いて話し出す「うぅ……拙者、皇族に仕える武士の身分でありながら、長屋の町娘に恋をしてしまい……」「……続きや

はよ続ききかせい

うちらも暇やないんや」タガグロが詰め寄って続きをせがむ

確かに俺も聞きたい

「はい……ねぇさん……町娘のおまっちゃんと駆け落ちしようと 企てたところ、拙者の住むキョウの都の大ヤクザのコマツから何故か阻止され そしてコマツの後ろ盾である菜国の大老であるヤマモトから 刺客までも放たれたのです」「うんうん……それでそれで」「……どうにかこうにか刺客どもから逃げ、自宅で割符と刀だけ掴み、 キョウの港から小船で逃げだしたまでは良かったのですが……六角地帯を抜け出した所で 船は転覆して、気付いたらこの辺鄙な島に辿りついていまして……」「で、なんで機械のゲームしとるん」「ねぇさんは、竜のアケロンはご存知ですか?」「しっとるよ

それがどしたんや」「この島で出会ったアケロンが拙者の刀と引き換えに、ここで匿ってやると言って来たのです」「で、刀を差し出して、生き延びたわけやな」それでさっき刀が無かったのか、意味がやっと分かった

「はい……食事は草や海草などをアケロンが外からとってきてくれ、この家も彼と作りました ……機械ゲームはたまたま動くものがあり、やり始めたら、はまってしまい……」「それで、武士の命のさかやきも剃らんと没頭してたんか……」「お恥ずかしい限りです……」男は両手で頭を隠して、恥じる

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「さかやきって何?」「たっくん、この兄ちゃんの頭の形をさかやきっていうんやで」「ああ、そうか、チョンマゲとてっぺんを剃り上げたやつの組み合わせね

 侍のこと良く知ってるな」「たっくんの元居た世界の歴史と共通してるってどっかできいてな

 うちらの国のナホン担当の人に色々教わったんよ」「そうか……そりゃ何か知らなくて恥ずかしいな」「いやいや、うちが勝手に調べただけやし気にせんでや

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ところで兄ちゃん」「なんでしょうか……ねぇさん……」タガグロにすっかり頭が上がらなくなったナンマルが上目遣いで訊く

「あんた、刀の腕はどんなもんなんや」「……こう見えても、鈴中流キョウ本部の師範代です……」鈴中って美射の苗字である

「ふーん……」タガグロはみすぼらしい侍をしばらく値踏みした後に「たっくん、使えそうやわ

かわいそうやし、連れて行こう」「……いいの!?」「ほんとですか!?」男は驚いた顔でいきなり立ち上がり再びゴミに頭をぶつける